ヒョウモントカゲモドキ

ヒョウモントカゲモドキは、中央アジア原産のヤモリの仲間です。
レオパードゲッコー、略して「レオパ」とも呼ばれます。

ペットとしても人気のレオパですが、要注意外来生物に指定されています。
クリプトスポリジウムという原虫(寄生虫)の感染源の一つではないかと疑われている為です。
飼う場合は衛生面での管理をしっかりしましょう。

ヒョウ柄のトカゲモドキ

“豹紋蜥蜴モドキ”という名前が全てを表している気がしますが、
ヒョウ柄の大阪のおばちゃんが好みそうなトカゲです。

トカゲといってもヤモリのグループに属し、
ヤモリとは違って脚に吸盤が無い、瞼を閉じることが出来る、などの特徴からトカゲモドキと呼ばれます。
これはトカゲモドキ科の基本的な特徴です。

ヤモリの仲間ですので身の危険を感じると尻尾を自切します
レオパが自切することはほとんどありませんが、ないとは言い切れないようです。

非常におとなしく、人を噛んだりすることは基本的にはありません。
餌は昆虫などの節足動物や、小さなネズミなどの小動物です。

オス1匹、メス6匹程度のハーレムを形成して繁殖し、2個の卵を産みます。
産卵は5回程度繰り返されるので、一回の交尾で10個の卵を産むことになりますね。

この子との出会い

ヒョウモントカゲモドキは噛まない、と書きましたがうちの子は噛みます。
小さなころから人の手に慣れさせないと怖がってしまうようです。

この子は以前僕が働いていたペットショップから逃げ出して、
ネズミ捕り用のトリモチで動けなくなっていました。
発見時にはやせ細っており、脱皮不全を起こして左手が壊死していました。

その後温浴を繰り返して手の皮をむいてあげたり、餌を与えたりして危機は脱しましたが、
よほど温浴が嫌だったのでしょう、その頃から大の人間嫌いになってしまったようです。

掃除のときに触ろうとするとジャージャー鳴いて噛み付いてきます。
困ったものです。
可愛いから許すけど