ヨロイトカゲの仲間

ヨロイトカゲはアフリカに生息するトカゲの仲間です。
なんといってもトゲトゲのウロコがたまらなくカッコイイ。
どことなくモンスターハンターのリオレウスに似ている気がします(笑)

最も小型のネッタイヨロイトカゲ(ヒナタヨロイトカゲ)は大きくても15センチ程度にしかならない為、
ペットとしての人気が高い種類でもあります。

アフリカの乾燥地帯の茂みの中や倒木の下、朽木の中などに住み着いており、
オオヨロイトカゲなどは動物の巣穴を拝借して使っているようです。

子供を産むよ!

なお、トカゲを含め爬虫類の仲間は卵で子孫を増やすのがほとんどですが、
本種は1〜2頭ほどの子供を卵ではなく赤ちゃんとして産むようです。
ヒナタヨロイトカゲの場合は多くて4頭の赤ちゃんを産むのだとか。

直接子供を産む(胎生)のヘビ・トカゲの仲間は全体の2割程度だといいます。
寒暖差が激しい環境では、体の中で一定の温度を保ったほうがいいのか、
はたまた単に鎧に包まれた体の中の方が安全だからなのか、
どういった理由で胎生を獲得したのでしょうね??

代表的なヨロイトカゲ

ヨロイトカゲの仲間は亜種を含めると50種類近くいるようですが、
日本のペットショップで良く見かける3種を紹介します。

オオヨロイトカゲ

ヨロイトカゲの中では最大の種。
大きさは30〜40cmほど。

日光浴が好きでついたニックネームが
「Sun Gazer(サンゲイザー)」
意味は「太陽を睨む者。」
…ちょッ…かっこよすぎるだろ!!

ネッタイヨロイトカゲ

「ヒナタヨロイトカゲ」「トロピクスヨロイトカゲ」とも。
最も小型のヨロイトカゲで、体長は15cmほど。

「ジョーンズヨロイトカゲ」という亜種もいます。

アルマジロトカゲ

体長20cm程度のヨロイトカゲ。
背中が甲殻のように大きなウロコで覆われていて、
襲われると丸くなって身を守ることからアルマジロの名前がつきました。

丸くなる時に尻尾をくわえ込むポーズをとり、とってもキュート。

懺悔タイム

この記事を書いていて思うことがありまして。
実はお恥ずかしながら飼育していたヒナタヨロイトカゲを死なせてしまったことがあります。
(写真の子です)

「手軽に飼える」なんてイメージで手を出すと痛い目を見るということですね。
うちの子は拒食だったのですが、どうやらストレスに敏感な個体もいるらしいです。
隠れ場所を増やし、ケージの広さに余裕を持たせたほうが良かったのかも。

いきものを飼うときは安易な考えではいけないという教訓でした。