アオドウガネ

元々は南の暖かい地域に住むコガネムシの仲間。
鈍い金属光沢で、鮮やかな緑色をしています。
よく「カナブン」や「コガネムシ」と間違えて呼ばれますが、
本当の名前はアオドウガネ、漢字で書くと青銅鉦です。漢字だとかっこよく見えますね。

幼虫が根を、成虫が葉を食べるので、園芸や農業界では害虫として嫌われています。
一方で、カナブンなどに比べるとまるっこくて可愛い(?)ので、
ペットとして飼う人もいます。
その場合はカブトムシのように繁殖させて、累代飼育することも多いようです。

臭いUNK

アオドウガネは捕まえられると、臭いにおいの糞をします。
これで敵から身を守ろうとするわけです。

昔の話ですが、小学生のころクラスメイトがアオドウガネを捕まえてきた時。
そのクラスメイトの手の上に糞をして、友人ともども大騒ぎをした覚えがあります。

それ以来、私のトラウマ昆虫の一つに分類されています。
今でも手で持つことが出来ません…

コガネムシやカナブンに比べると、ずいぶんとずんぐりした体系で全体的に丸っこい印象です。
よく似た姿の虫に“ドウガネブイブイ”というのもいますが、
こいつも臭い糞を出すので捕まえるときは注意。